目次
メインクーンが誕生した歴史とエピソード
メインクーンは猫の中でも体の大きさが最大級です。
アメリカのメイン州が原産になります。
メイン州の「メイン」とアライグマの「ラクーン」(アライグマの仲間)を
合わせて「メインクーン」と呼ばれています。
メインクーンは手先が器用で手で食べ物を掴んだり、
水遊びが好きなことから
アライグマと掛け合わせた説があるくらいです。
メインクーンの異種交配の秘密
交配の秘話で上記でも既述したようにアライグマとの交配説があります。
手先が器用で餌を掴んだり、
水遊びを好むほか、
毛柄や毛質、体の大きさなどからアライグマの特徴に似ているからです。
また、ノルウェージャンフォレストキャットと顔つきが似ていることから
血統が入ってる可能性もあります。
メインクーンの性格
メインクーンの性格は物静かで体が大きいことから
「ジェントルジャイアント」と呼ばれてます。
飼い主、ほかの猫以外にも犬とも仲良くできるほどで、
しつけもしやすい賢さを持ってます。
好奇心旺盛で遊ぶのですが
基本ジェントルマンなので我を忘れて
遊ぶというよりは静かに遊ぶ感じです。
一日中のんびり過ごすことも好きなのでジーっと外の景色を見たり、
穏やかに過ごすことが好きなようです。
メインクーンの体の特徴
ジェントルジャイアントと言われるとおり体長は1メートル以上
ロング&サブスタンシャルタイプという体型です。
成長は3歳くらいまでですが、その先も5歳くらいまで体は大きくなり続けます。
骨太、筋肉質で大型です。
足は体格に合わせて太め、尻尾も太く長いです。
長毛でフサフサな尻尾は40cmくらいある子もいるそうです。
全身がフサフサの長毛で覆われており貫禄があります。
耳の先は尖っていてタフトと呼ばれる毛が
シュッと伸びており凛々しい顔立ちです。
体重はオスが6〜8kg、メスが4〜6kg
メインクーンの気をつけるところ
メインクーンは体も大きく長生きすると言われてます。
寿命は15年くらいと言われてます。
特徴的なところでは
肥大性心筋症 、 多発性のう胞腎疾患 、 骨髄性筋萎縮症
ノルウェージャンフォレストキャットと似てます。
肥大型心筋症
心臓の筋肉が内側に厚くなっていき心室が狭くなり、体に必要な血液や栄養が
送られなくなってしまう病気です。
必要な血液を送ろうと心拍数を上げ、血圧を上げ、小さな体に負担が大きいです。
多発性嚢胞腎疾患
尿流感知のセンサーまたはカルシウムチャンネルの異常から尿細管の調整がきかなく
嚢胞ができる。
骨髄性筋萎縮症
骨髄の運動神経細胞の異常から、体幹や四肢の筋力低下や筋萎縮を起こします。
まとめ
猫最大級の体長と長毛で貫禄があります。
大型猫を飼いたい方はメインクーンが良いでしょう。
物静かで遊ぶ時も穏やかですが、適度に運動させられるスペースは必要です。
1日中ジーっと外の景色を見たり静かに過ごすこともあります。
長毛は、防水・防寒のため油を含みます。
静かで飼いやすいですが、
2週間に1度は体を洗ってあげること
ご飯はほかの猫種に比べて3倍くらい食べること
手間とお金は掛かる猫ちゃんなので余裕のある方にお勧めします。
特徴を理解して育ててあげると予防できる病気もありますので
愛情を持って育てることで、猫も愛情と癒しをあなたに届けてくれます。
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