目次
オリエンタルショートヘアが誕生した歴史とエピソード
オリエンタルショートヘアは1950年代イギリスにおいて
ポイントカラーのないシャムを作る目的で出来上がった猫種です。
オリエンタルショートヘアの異種交配の秘密
オリエンタルショートヘアはポイントのないシャムを作るために生まれた猫種です
第二次世界大戦でシャムが絶滅の危機になり、繁殖に力を入れる過程で
生まれたのが真っ白なオリエンタルショートヘアです。
シャムとブリティッシュショートヘア、ロシアンブルー、アビシニアン、
アメリカンショートヘアの交配を重ねて、
1977年にオリエンタルショートヘアとして正式登録されました。
![](https://i2.wp.com/sconcier.com/wp-content/uploads/2018/03/オリ02.jpg?resize=654%2C436)
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オリエンタルショートヘアの性格
オリエンタルショートヘアの性格はシャムの血統を
濃く残すためシャムと似てます。
甘えん坊でわがままな部分があります。
かまってあげないとすねてしまう傾向があります。
とても元気でいたずら好きでもあり
飼い主に興味を引くためにわざとすることもあります。
すねているからいたずらをして、こっち見て!
となるところもありそうです。
警戒心も強く気難しいとも言われますが
慣れてくると甘えてくるのでツンデレ代表といった性格です。
オリエンタルショートヘアの体の特徴
オリエンタルショートヘアはシャムの血統を受け継いでおり
細身でモデル体型、頭はV字で細く三角の先が尖った大きな耳
目はアーモンド型のグリーンやゴールドといった多色です。
シャムはシャムと名乗れる条件が厳しいですが、
オリエンタルショートヘアーは毛色、目の色の種類は多く認められます。
体重はオスが3kg〜6kg、メスが2.5kg〜5kg
オリエンタルショートヘアの気をつけるところ
オリエンタルショートヘアーの寿命は12歳〜15歳くらいと平均的です。
主な症例は
大動脈弁狭窄症 、 知覚過敏・ストレス 、 アミロイドーシス
大動脈弁狭窄症
オリエンタルショートヘアは先天的になりやすいです。
心臓の大動脈弁が硬化して血液の通過する面積が少なくなる症状です。
疲れやすかったり、元気がなさそうな場合は診てもらいましょう。
自覚過敏
ストレスでなると言われます。
寂しがりやで神経質な性格なので、人が家にいる環境が良いでしょう。
トイレや生活環境も清潔に保つことが大事です。
アミロイドーシス
シャムの血統から遺伝していると思われる症例です。
体の臓器外にタンパクが付着する症状です。
付着する臓器で症状は異なりますが、気管の正常機能がさまたげられます。
まとめ
オリエンタルショートヘアはシャムの絶滅を防ぐための繁殖と
ポイントカラーの無いシャムを生み出そうと他猫種と交配をしてきた猫種です。
容姿、性格はほとんどシャムに近いです。
寂しがりやで神経質なところもありますが、とっても甘えん坊さん
家に人がいるほうが飼う環境としては良いでしょう。
多頭飼いはしない方が良い猫種です。
特徴を理解して育ててあげると予防できる病気もありますので
愛情を持って育てることで、猫も愛情と癒しをあなたに届けてくれます。
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